政治生命を賭けるって、どんなこと?
←写真は東電F14号機
今日もニュースで野ダメは、消費税増税と原発再稼動について政治生命を賭けると言った。この言動は、どう見ても民意に背を向けている。先週の世論調査で、支持率が少し回復したから強気になったか。それにしても一途だ。
消費税については、デフレのもとで値上げしたら景気が失速して、貧富の格差が拡大するのは必死。これでは税収が減って、財政危機が解消するどころか悪化を招き世界的な信用も低下する。そして、橋下市長が提言する定率課税と消費税増税は同じ意味を持つ。低所得者の可処分所得(殆ど無いが)からも、税金をむしり取る。子供の小遣いや年寄りの年金で購入する品物にも課税される。そして、自営業者には、1000万円以上の売り上げに課税される。1000万円以上の売り上げがあれば課税されるから、零細自営業者は利益があっても税金を払うと利益がゼロになるのである。仕入れでも消費税を払っているから、2重に課税されていることになる。ガソリンは、揮発油税にも税が2重にかかる。これでは、多くの勤労国民は税金を納めるために働いているようなものじゃないか。消費税が景気の足を足を引っ張っているのは明白だ。だから、消費税を増税するのではなくて、累進課税の見直し、物品税(贅沢品)の復活、酒税、法人税、証券配当課税、FX等不労所得の課税強化が望ましい。多数の貧乏人からだけ金を搾り取るのではなく、所得に応じて応分負担するのが望ましい。
原発再稼動は絶対に許さない
大飯原発の再稼動と泊原発の停止が話題になっている。泊原発は、元通産省官僚の北海道知事 高橋はるみが、13ヶ月毎の定期点検をルール違反の稼動延長しようとしている。また、大飯原発は、滋賀県知事、大阪府の再稼動中止要請に対し、無理やり野ダメの判断で関電は、4月に再稼動するつもりだ。関電と政府は、どうあってもメンツにかけて原発の灯を絶やしたくない様だ。政局は、今後3ヶ月大きく変わることはないから、こんなゴタゴタがしばらくは続くだろう。
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