「2012年、どんな年だった?」【農業編】

「2012年、どんな年だった?」
【農業について】
7月までは、農業生産と天候は順調だったが、8,9月の2ヶ月間、猛暑と旱魃により、本年度の主力作物であるブロッコリーで害虫被害と高音障害により大被害を被った。
昨年のブロッコリー生産は、順調だったので、今年は規模を昨年の2倍に拡大したのが裏目に出てしまった。神様は、なかなか思ったようにはさせてくれない様だ。

稲作は、豊作であり、等級も良かったので、予定数量より多く出荷することができ収入増になった。


年明けて、現在は、少しの人参とブロッコリーの収穫があるが少しでも値段が取れることを期待したい。
人参は、8月20日に4品種播種した。「愛紅」、「ひとみ5寸」、「ベータクイーン」、「らいむ5寸」
最も品質が良かったのが、ひとみ5寸であり、次が、ベータクイーン、その次が、愛紅、一番悪いのがらいむ5寸であった。
角田市における品種ごとの最適播種時期は、今回の実験結果以下の通りである。
「らいむ5寸」は、7月中旬、「ベータクイーン」、「愛紅」は、8月上旬、「ひとみ5寸」は、8月下旬
これ以上早く播種すると、収穫時期が稲刈りと重なるので好ましくない。

 玉ねぎ:一昨年種(キーパー、2Lコート、1万粒)を買ったのだが、稲刈りの準備が忙しくて播種できなかった。
昨年は、じゃがいもの作付面積を減らした分、ブロッコリーの植え付けと人参の播種が順調に進んだので、9月13日に玉ねぎの播種が出来た。
初めて、200穴のプラグトレーを使用しての苗栽培。2度の剪葉により、太さの揃ったがっしりとした苗を作ることが出来た。
課題は、苗の量が多くなったときに剪葉が短時間で終わるように、簡易剪葉機を作ることだ。

定植は、シルバー人材さんを3人雇い11月5日1日で終わった。
以後順調に生育が推移している。
あとは、収穫と貯蔵の問題さえクリアーすれば、作付面積を増やし、30a〜50a程作付が出来そうである。
リスクもあるので一気には増やさずステップを踏んで取り組みたい。

その他:業務用真空パック機、湯煎機を購入し、保存商品も検討開始。→米、野菜、餅、ずんだ、枝豆、等・・・